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過去作品と同じくこのキットは1/6スケールで、全高は26cm弱となっておりますが、骨格の身長は26cmジャスト、つまり等身大換算で156cmとなります。

ぼくのフィギュア製作方法として、毎回直立姿勢のヌードモデル(通称・素体)を製作して、それを型取り・複製してから切り貼りしてキットにしていくのですが、以前の素体(カンナ・リナ・マチコのベース)ではまるで体格が違うので、新規に素体を製作。

そして以前より気になっていた造形(ポージング)の硬さを克服すべく、筋肉の伸縮を積極的に意識してポージングさせました。

別体眼球パーツは今回から球体に変更して、瞳の位置を簡単に決められるステンシルパーツなんてものも同梱するなど、リアルさと作りやすさをさらに追求。

色別分割もしっかり継承しています。

ちなみにこの完成見本は2012年に受けた完成品製作のご依頼によって作られたもので、当時ぼくが持っていた見本よりよくできたので、お客様に許可をとって掲載しております。

「惣流・アスカ・ラングレー」

2004年8月発売・完売

価格 10,000円

文鳥フィギュア通算8〜9作目は久々の版権物です。

当時すでに初回TV放送から10年近く経っていたにもかかわらず大人気のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン(TV版)」から、主要キャラクターのアスカとレイを同時に製作しました。

元々のキャラは完全にアニメ調ではありましたが、作中で特にアスカはドイツと日本のクォーターで美少女という設定だったので、今までの造形ではエライことになると思い、ネットで世間一般的に「美少女」とされる画像を見まくって脳内データを更新して挑みました(笑)。

©GAINAX・テレビ東京

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